月: 2012年3月

短期間にブログURLを２回も変更してしまって申し訳ありません。
これから、下記のURLがブログの正式URLになります。（現在表示されているブログが新URLのものです）
https://www.amesho.jp
/wpがついたURLをブックマークされている方は、もう一度↑ここへブックマーク変更をお願いします。

経緯の説明

３月に入って、ブログツールをMovable TypeからWordPressに変更しました。
最近、携帯をスマートフォンに切り替えたのですが、Movable Typeは静的ページ生成が基本なこともあってスマートフォン用の画面対応をするのが簡単ではなかったのです。（動的生成に切り替える事もできるようですが、うちのサーバーではどこか設定を変更しないといけないのかうまくいきませんでした）　WordPressは動的ページ生成なのでこのへんの対応が楽な上、最新のテーマを選べば、わざわざスマートフォン用のプラグインとかを入れなくても勝手にスマートフォン対応のレイアウトにしてくれます。（HTML5を使っているらしい）

ということでWordPressをインストールしてブログのインポートも完了し、引越し告知もしてしまったのですが、WordPressはオープンソースであるためにハッキングのターゲットにされやすいそうで、デフォルト設定のまま運用すると危険だということがわかりました。
.htaccessの設置などの対策もやったのですが、WordPressのコアファイルが入ったディレクトリの場所を隠すことがかなり有効な対策になるということなので、このブログでもやることにしました。

このため、実際にWordPressがあるディレクトリと違うURLで公開されるように設定を変更しました。これによって、ユーザーがアクセスするURLも変更になってしまった次第です。ただ、URLがシンプルになったので、口頭で紹介するときに楽になったという副次効果もありました。

雨模様でしたが、以前から予定していたことがあったので出かけてきました。
正倉院工事現場の見学です。

正倉院は大正時代にやった解体工事から約100年たってかなり痛みが目立ってきたので平成23年から修理を行うんだそうです。この工事の模様を５回にわたって公開する予定で、今回がその第１回です。

第１回ではまだ工事には取り掛かっておらず、正倉院を囲む建物が完成したところです。これによって、普段は遠巻きにしか見れなかった正倉院を間近で見ることができます。

この見学は予約制で、３ヶ月前にはがきで申し込んでありました。

一番早い時間にしたので、早起きして電車で出かけました。

東大寺参道
朝早いうえに雨なので、人通りが少ないです。



大仏殿を素通り

正倉院前に到着です。

受付を済ませて見学開始を待ちます。


予定の１０分前には入れてくれました。

正倉院を囲む建物ができていますね。


屋根があるので、雨降りでも問題なく見学できます。
傘置き場や、コインロッカー（コイン返却式）も用意してありました。

まずは脚柱部分の見学

一部の脚に巻かれた鉄のタガは、元禄の修理の時に巻かれたらしいです。



柱のヒビが大きくなってできたすき間に新しい木をつめたあとが見られます。

一段上がって、倉庫の高さから見学です。

中倉の扉


西倉




この、壁となっている板は、1300年の年月により縮んで、内側にそっているそうです。



東倉は、内部も見えるようになっています。


中にある、新しい木の棚は、明治時代に作られたものだそうです。当時、大きいガラス板を作る技術がなかったため、ガラスをヨーロッパから輸入したんだそうです。

かんぬきの上には紐を結んだ封印がされています。
これは、海老錠と呼ばれるかんぬきだそうで、紐の中に勅封紙という紙の封印が入っているそうです。正倉院は天皇の許可がないと開けられないので、そのための封印らしいです。

このへんも、柱にヒビがありますね。

もう１段あがって、屋根の見学です。

いろんな解説パネルも用意してありました。

正倉院は何度も修復工事を受けているため、いろんな時代の瓦が見つかるそうです。
江戸時代（元禄）

江戸時代（天保）

鎌倉時代

破損している瓦があちこちにみられます。




南東の鬼瓦

鎌倉時代

室町時代

明治時代


草が生えてしまっているところもあります。

北東の鬼瓦


大正時代

北西の鬼瓦
それぞれ時代も違うようで、デザインが違っていますね。

この鬼瓦には、寄進した人の名前とか日付が記載されています。



鎌倉時代

南西の鬼瓦

見学を終えました。
改めて外から眺めます。
普段の見学は、このくらいの距離から遠巻きに眺めるだけだそうです。

４年くらいの工事期間に５回の見学なので、次の見学会は１年後くらいでしょうか。
ぜひ、次回も来たいですね。

雨模様なので、寄り道はせずに帰りました。

順番から言うと28番成相寺と29番松尾寺が先なのですが、冬タイヤを履いていないといけない状態が続いているので先に竹生島などに行ってきました。

長浜の観光船乗り場

冬の間は減便していましたが、この日から通常運行になっています。

出発

30分ほどで到着です。

30番札所 宝厳寺





最初に観音堂へ。

そして、奥の都久夫須麻神社へ。


前回来たときは本殿が工事中でしたが、ちゃんとお参りできるようになっていました。

更に登って本堂。本尊は日本三大弁才天に数えられています。





宝物殿なども見学しました。

港に戻って帰りの船を待ちます。





神社用の船ですね。

帰りの船が到着です。

長浜に戻ってお昼です。

以前からこのへんを通るたびに行列になっていて気になっていたお店です。
鳥喜多

看板メニューの親子丼

続いて、31番長命寺
前回は一番下から800段の階段を上がりましたが、今回はかなり上まで車でショートカットしました。

この部分をパスできました。

そして、32番観音正寺。
このお寺へ車でアクセスする林道は2つあります。前回通ったルートだと、駐車場からお寺まで石段を結構歩きますが、今回は反対側から入りました。こちらは駐車場からは比較的平坦な道になります。

お参りを済ませて納経所へ

発見、みいちゃん。

昨年、ふらふらと現れて住み着いた猫だそうです。
巨大な鈴がポイントです。

若狭の雪が解ける頃、2周目を終えられそうです。

今年は天候不順のために和歌山の梅の開花が遅れ、やっと満開になったと思ったら雨で流れてしまったそうです。
そこで、北野天満宮が梅はじめになりました。

おなじみ、北野天満宮

梅苑は咲いているようですね。

鳥

お参りを済ませて、梅苑に入りました。


土塁のあたりはもみじですね。



このあたりから梅苑のメイン

お茶屋で、梅昆布茶とおせんべいの接待があります。

結構寒くて、時々雨がちらつく感じだったので、寄り道せずに帰りました。

日曜日の夜に、「そろそろ京都水族館がオープンだな」と思って調べてみたら、オープンが３月１４日で、その１週間前まで年間パスの先行販売をやっていることがわかりました。年間パスは入場料２回分の料金で１年間フリーパスで入れます。先行販売では、オリジナルホルダーがもらえるらしいです。（予定数を越えてしまって、後日発送になるそうです）
土曜日のうちに気がついていれば日曜日に行けたのですが、もう休日はないので、たまっていた有給休暇を半日使わせてもらって行ってきました。

京都水族館は京都駅の西、梅小路公園にあります。

年間パス売り場には、平日ながらいっぱい来ていて、結局１時間弱かかりました。

スタッフのリハーサルの声なども聞こえました。


このぶんだと、オープン直後は避けたほうがよさそうですね。

梅小路公園のなかを少し歩きました。

なんかいた

きょうのにゃんこ

ついでに、河原町六条あたりにある、長講堂へ行きました。
ここも京の冬の旅の特別拝観をやっています。

平家との関わりの深い後白河法皇が晩年を過ごしたお寺です。表立っては都合の悪い政敵を排除しながら世渡りをしてきた後白河法皇が、晩年、影でそれらの人々を含む関わりのあった人たちを供養するために名前を記して祈った「過去現在牒」の現物が展示されていたりしました。本尊の阿弥陀如来もなんとなく他と違って趣がありました。（漫然と眺めるだけだと、結構物足りないお寺かも．．）