月: 2012年5月

これまで京都の禅寺をいろいろ回ってきましたが、もうひとつ大きなお寺が残っていました。

大徳寺です。戦国大名に縁の多いお寺です。
地下鉄北大路駅から西へ歩いて到着です。

三門
２階部分に利休の像を置いたために秀吉の怒りを買って利休が自決する原因となったところです。


イブキの巨木
京都市指定天然記念物だそうです。

仏殿

撮影禁止になっていなかったので、中の撮影ができました。
本尊は釈迦如来ですね。

他の臨済宗のお寺は天井が龍でしたが、ここは龍ではないみたいです。

法堂

大仙院
大徳寺で一番の塔頭寺院です。
中は撮影禁止でした。

歩いているうちに、外にでてしまいましたが、すぐそこに大きな鳥居が見えました。
今宮神社です。

結構大きな神社です。
別名「玉の輿神社」と言われ、「玉の輿」という言葉の元になった逸話があるそうです。

手作りの境内マップ



脇に参道がありました。

参道には、名物とされるあぶり餅の茶店がありました。

串に餅を巻きつけて炭火で炙ったものに、きなこのタレを付けて食べるようです。

これで１人前

大徳寺に戻って塔頭めぐりを続けます。
高桐院
細川氏ゆかりのお寺です。

この道は、過去にJR東海の紅葉ポスターになったらしいです。

青もみじも綺麗ですね。








細川忠興、ガラシャの墓



茶室の一部

興臨院
普段は非公開らしいですが、特別公開をやっていました。
前田利家にゆかりのあるお寺です。



この特別公開は京都市観光協会が主催しているので、説明つきでした。

瑞峯院

あと１ヶ所あったのですが、そろそろ拝観時間が終わりのようなので、次の機会にすることにしました。

大徳寺といえば、大徳寺納豆です。
門前のお店で売っていたので買ってきました。

坐骨神経痛の方はまだたまに痛むことはありますが、ほとんど支障なくなってきたので、2輪のお出かけをしてきました。

久々の城崎温泉です。
いつものように、R9-R426-R312です。

城崎に到着

この日はいつもより人が少なかったです。駐車場もかなりあいていました。

新しい公園ができていた。

一回りして、今回は一の湯にしました。
お風呂も結構すいていました。

お昼はいつものようにおけしょう鮮魚海中苑

このまま帰るのもつまらないので、途中に看板のあった玄武洞というところに行ってみました。
城崎温泉から円山川を挟んで反対側です。

鍾乳洞みたいなものかと思ったら、溶岩の跡ですね。

青龍洞

この六角の岩は、溶岩が冷えるときにできるそうです。
この青龍洞が、いちばん岩の形がはっきりしていました。

玄武洞
ここは、大きな穴が特徴です。

白虎洞

朱雀洞
ここは、南と北と２つあります。

玄武岩でできているから玄武洞なのかと思ったら、その逆で、玄武洞にみられる岩ということで玄武岩と呼ばれるようになったそうです。
玄武洞という名前はこの六角の岩の形が玄武に似ていることから来るそうで、ついでに四神の名前をつけていったようです。

ちょっと小高いところに登ったので田んぼが見えますが、この左側の田んぼに高い柱が立っています。

これは、放鳥したコウノトリの営巣台だそうです。
最近、雛がかえったというニュースになっていましたね。

ここから久美浜が近いので、そっちへ向かってみました。
途中の田んぼに鳥が何羽かいました。

これって、放鳥されたコウノトリですね。
４，５羽いたようですが、わたしが田んぼ脇まで来たら２羽だけになってしまいました。



この右側の田んぼです。

山を越えて、久美浜湾

帰りは、あまり通ったことのないR312-R462-r701で加悦まで抜けて、R176-R9で帰りました。

３３年に一度の本尊開帳をやっているお寺があると聞いて行ってきました。
脚は大丈夫そうですが、連日２輪で出かけるのは控えて４輪のお出かけにしました。
中山寺といいますが、兵庫県の西国札所とは違い、福井県にあるお寺です。

西国２９番札所の松尾寺のすぐ近くで、青葉山の麓にあります。

R9-R27で舞鶴側から行きました。
青葉山中山寺

北陸観音霊場１番札所だそうです。

本堂

中では、住職がいろいろ説明してくれました。
本尊開帳は１年間やっていましたが、来週いっぱいで終わります。本尊は馬頭観音です。近くの松尾寺もそうですし、もうひとつ、高浜にある馬居寺というお寺の本尊も馬頭観音で、若狭地方は馬頭観音が集まっているらしいです。
もう３３年お目にかかれないかというと、１７年目に中開帳というのがあって、その時にチャンスがあるそうです。それでもずっと先ですね。

本堂から紐が出ていますが、これは本尊の手につながっています。

階段を登れない人も本尊のお参りができるように、ずっと仁王門まで引っ張ってあります。かつては、山の下までつながれていたそうで、山に登らなくてもお参りできたそうです。

お昼は近くのレストランにしました。
いつもR27を走ると目に付く、「おこじょ」です。

林の中のログハウスです。
…といっても、国道のすぐ脇です。

現在は土日のみ営業で、営業開始も１２時頃というアバウトな営業です。
調理にとても時間が掛かるのが有名で、１時間、２時間待ちあたりまえだそうです。
冬はカキフライが目玉らしいですが、いまはそれがないのでもうひとつのおすすめのエビフライにしました。
ほぼ開店時間に着いたようで、わたしの前は２組で、料理は約４０分後に３組分同時にできました。

このほかに、地魚のフライとか刺身とかを組み合わせた盛り合わせ的な定食が何種類かあって、それを頼んでいるお客さんが多かったです。

ここからは小浜に抜けて、R162で帰りました。
周山街道はバイクでいっぱいでした。

坐骨神経痛のために今シーズンの2輪出動が遅れていました。
まだ完全には治っていませんが、そこそこ気にならないようになってきたので試しに出かけてみました。

四天王寺に続いて、西国三十三所の白衣の朱印欄埋めに、高野山奥の院を目指します。
南方面は基本的に晴れるという予報でしたが、重い雲が立ち込めていました。時間が立つほど良くなるという予報を信じてそのまま出かけました。

R24と京奈和道を乗り継いで走ります。
御所のあたりに京奈和道が増えていました。

南に行けば天気が良くなるだろうと思いましたが、全然回復せず、高野山の山道に入ると寒くなって来ました。雲の動きを見ると、北風ですね。

高野山着。壇上伽藍に寄りました。
中門を建設中です。

金堂

御影堂
仏教系の高校なのか、高校生たちが声をそろえて般若心経を唱えていました。

根本大塔
胎蔵界の大日如来を金剛界の４仏が囲んでいる、珍しい構成でした。いずれもかなり大きく、迫力がありました。
また、焼失した中門にあった多聞天と持国天もここに安置されていました。今作っている中門が完成したらそちらに移されるのでしょう。

蓮池

あちこちでシャクナゲが咲いていました。

続いて奥の院へ向かいます。
脚に不安があるので、中間地点の中の橋駐車場からにしました。

さすが新明和

供養塔を立てるそうです。

御廟橋
これ以降は撮影禁止です。

お参りを終えて、朱印をもらいました。
四国の仕上げのお参りもできればよかったのですけどね。

寒いのでどうしようかかなり迷いましたが、せっかくこのへんまで来たので龍神温泉まで行くことにしました。
高野龍神スカイラインを南下しました。

ごまさんスカイタワー
今年になって、道の駅に登録されました。


標高が高い上、このへんは風を遮るものがないのでかなり寒かったです。

ちょうどお昼だったので、ここで食べました。
山菜天丼定食
アマゴも入っていました。

食べながら、窓から駐車場を眺めていたら、TDMが出て行きました。
「盗まれた？」と一瞬思いましたが、ちゃんと残っていました。

更に進むと、道の駅 龍神
このあたりから晴れてきました。

ふと見ると、そっくりのTDM900Aが．．．
さっき見えたのはこれですね。
浜松ナンバーでした。ここでお昼を食べているのか、オーナーは現れませんでした。

やっと龍神温泉着
ってなんかいます。

うわさのハチロクですね。

温泉は冷えきった体に心地よかったです。

帰りは日が照ってきて、なかなか気持ちのよいスカイラインでした。

橋本からはR371で河内長野へ抜けて、R170で帰りました。
脚は大丈夫になってきたみたいですね。