2010/08/20 モンゴルツーリング７日目

ツーリング最終日です。この日にウランバートルに戻ります。

夜明け前に起きました。

バッツンゲルさんのテント


日の出



朝ご飯は、オートミールでした。

この南にラクダがいるから行ってみるよとのことだったので、ウランバートルへ行く前にどこかによるのかなと思っていたら、すぐそこ、500mほどの、向かいのゲルでした。

このゲルに着くと、馬乳酒をごちそうしてくれました。

馬乳を発酵させたものです。
せっかくごちそうしてもらったのですが、この日もけっこう運転するので、飲酒運転になったらまずいということで、味を確かめる程度にしておきました。（アルコール度数はかなり低いので、よっぽどがぶ飲みしない限り大丈夫らしいですが．．．）

このゲルには若者がいて、ウランバートルの大学で経済学を学ぶかたわら、日本語の勉強もしており、日本の文部省の留学の試験を受けたそうです。（結果発表はまだ）たどたどしいながら、そこそこの日本語を話していました。

ラクダがいました。まだ子供らしいです。

左の若者が、日本留学を目指しているお兄さんです。

馬乳酒を作っていることからわかるように、この一家は馬もいっぱい飼っていました。

牛と違って、馬はあまり乳がとれないようです。

元のゲルに戻りました。

お昼は羊肉とご飯を入れた煮込みでした。

最後のツーリングに出発です。

しばらく走ると、舗装路が見えてきました。
バッツンゲルさんが振り返り、「ここから舗装路１００ｋｍでウランバートルまで帰れる。このまま舗装路を行くか、オフロードを探して帰るか？」と聞いてきました。
迷わず、オフロードの方を指さしました。
ここからは、決まった道があるというわけではなく、舗装路に平行してオフロードの道を探し、なければ草原の丘を越えて次の道を探すという感じでした。かなり荒れたところがあったり、突然谷があって迂回したりしました。

刑務所らしいです。

突然、フロントの突き上げが激しくなってきました。
停車して確認すると、フロントタイヤがパンクしていました。

先行しているバッツンゲルさんに向かって手を挙げますが、また写真を撮っているのかと思ってなかなか来てくれません。何度も合図をしてやっと戻ってきてくれました。
フロントのチューブ交換をしてくれます。

どうやら、以前修理したところがはがれてしまったようです。