2011/08/12 北海道７日目

朝の早いうちに目がさめたので、朝食前に荷物をバイクに積んだりしました。
苫小牧駅前

ここのホテルはほぼ無条件にバイキングの朝食がついてきます。
普通は７時からなのですが、高校の部活関係の団体が宿泊している関係上、この日は６時半から開始でした。
荷物移動中にそれに気がついて朝食のレストランに向かったのですが、すでに長蛇の列ができていました。並んでいるのは半分以上が高校生で、この面子でバイキングだと全然終わらないことが予想されるので、朝食の権利を放棄してチェックアウトしました。
この日は道南へ向かいます。道南は、10年以上前に一度だけ青森から渡ったとき以来です。この時はほとんどR5を通過しただけで、大沼でキャンプしたのが唯一の寄り道でした。

時間節約のため、2年前に走った長万部付近まで道央道を使いました。

有珠山SAからの景色

こちらは静狩PA

長万部ICでおりて、R5です。


道南でも、こんな平原はあるんですね。


特徴的な山が見えてきました。

恵山です。


道の駅 YOU･遊･もり

ここからR5を離れて、亀田半島を回るR278に入ります。

道の駅 つど～る・プラザ・さわら

この先に、日本では珍しい、間欠泉の名所がありました。
しかべ間歇泉公園

10分くらい間隔で間欠泉が吹き出すそうです。

ここから？

飛び過ぎないように、カバーがあります。

しばらく待つと、噴き出し始めました。

たしかに、カバーがあったほうがいいですね。


弱くなってきました。

噴射が終わればあとは見るものがないので先へ進みます。


干した昆布を束ねたものがありました。

注意してみてみると、干している小屋もありますね。



場所によっては地面に広げているところもありますが、ここは吊るして干すんですね。

ここで、水無海浜温泉という、満潮時には海に沈んでしまう温泉があるということなので行ってみました。

それらしいところについて見ると、たしかに人がいます。

なんか、予想していたのと違いますね。水着なしでは入れないようです。



あきらめて先へ進みました。

道の駅 なとわ・えさん

ここでは根ほっけが名物だとのことなので、根ほっけ定食を食べました。
照り焼きとか、塩焼きとか、フライとか、酢の物とかがあります。

あとで刺身があるよと言われたので食べながら待っていましたが、全て食べ終わっても来ません。20分くらい過ぎてから確認してみたところ、忘れていたようです。なんか、前日から、こんなのばっかり．．．
おわびに、イカもつけてくれました。ここのもう一つの名物が朝とれのイカだそうですが、この日は入荷がなくて、留物だったようです。

ここでかなり時間をロスしてしまったので、どうするか迷っていた函館観光は却下となりました。

津軽海峡をフェリーが進んでいました。新日本海フェリーのマークが付いているので、苫小牧東行きですね。17:20着の寄港便かな？

下北半島らしきものが見えてきました。

函館山あたりが見えてきましたね。

ここの昆布は地面に広げていますね。

函館市内は道道でパスしました。

なんか、巨大な橋が沖の方に．．．

ベルトコンベアの橋ぽいですね。
関西空港の埋立の時もこんなのを使っていたので、ここも埋め立てるんでしょうか。

このあたりで、XL-BAJAの人と前後して走っていましたが、わたしが海岸線に沿って走っていたのに対して、あちらは途中から江差の方へショートカットして行きました。

これは青函フェリーかな？


この時期は期間限定でなっちゃんも復活しているとか、一度見てみたいですね。

道の駅 しりうち

青函トンネル記念館がありました。

青函トンネルが作られた経緯とか、工事に携わった人の体験談とかが展示されていましたが、瀬戸内海の橋の展示館ほど技術に言及しておらず、技術屋としてはちょっと物足りなかったです。

工事前の海底調査に携わった、海底調査船 くろしお

道の駅 横綱の里ふくしま

ここは、横綱千代の富士や千代の山を送り出した記念に、横綱記念館が併設されています。



今は、九重部屋が合宿に来ていて、毎朝稽古が見学できるようです。

．．．が、あまり相撲に興味がないので素通りしました。
きょうのにゃんこ。
堂々と国道を歩いて渡っていました。

だんだん日が低くなってきました。


道の駅 北前船 松前



松前城

松前の街は、思ったよりも静かでした。

ここから先は、夕日の海岸線をアップダウンしながら走ります。
あまり交通量もなく、気持ちいい道でした。

道の駅 上ノ国もんじゅ

ここでこの日の行程は終わりです。
すぐそばの山の上のキャンプ場へ向かいます。

夷王山キャンプ場

みんなテントを張っていたのでここだと思ってテントを設営したのですが、正式なキャンプ場は道路を挟んで反対側の盆地らしいです。
このエリアもキャンプ場の案内Webサイトにキャンプサイトとして掲載されていたので咎められることはないそうです。

駐車場について気がついたのですが、先程前後して走っていたXL-BAJAの人がいました。もう一人後から来る人もあるようです。
このサイトの景色は最高です。ただ、風が強い時は遮るものがないので、きついかもしれません。


奥尻島か、大島か．．．島が見えますね。

だんだんあたりが暗くなり、イカ釣りの漁火が見えてきました。

XL-BAJAの人に聞いて近くの温泉へ向かいました。
地図には載っていますが、ちょっとわかりにくい。
花沢温泉
ほぼ、地元の人向けです。源泉かけ流しで200円は安い。

この夜は、途中のセイコーマートで買った弁当の夕食でした。
XL-BAJA氏が近くの街で買った生ホッケを炭火で塩焼きにして分けてくれました。炭火用コンロとか持ち歩いているようです。

しばらく情報交換をして、適当なところでテントに戻って寝ました。

今回、道南は道の駅めぐりのために仕方なく回った感がありましたが、走りやすいし景色がいいしなかなかお勧めですね。西海岸は追分ソーランラインと言われているようです。ただ、道北道東からかなりの移動を強いられるのがネックですね。