投稿者: ＜みっと＞

西国三十三所巡礼を2回終えましたが、なんとなく、今後も続けていこうかなと思いました。
ちょうど、先達会というのがあるそうで、専用の納経帳があるとのことなので入会しました。

満願した納経帳を札所で確認してもらうと申込用紙をもらえて、会費とともに申し込むとこれが全札所に開示され、異議がなければ入会が認められます。四国よりはかなりハードルが低いです。わたしの場合は総持寺で申し込んできました。総持寺は札所会の事務局をやっているため、送金の手間が不要となり手続きが簡単になります。

1ヶ月くらいして、先達セットが送られてきました。
頭陀袋と軸装の納経帳、輪袈裟、それから名札です。

軸装納経帳は5回分の日付欄があって、5周まで使えるようになっています。

この納経帳で2回まわると中先達、さらに3回まわると大先達とランクアップしていきます。
大先達以降は納経帳がかわるようです。
頭陀袋は好みで良いらしいですが、輪袈裟と名札は先達としてお参りするときに必ず身につけるようにとのことでした。

ということで、3周目からは先達としてまわることにします。（本当は新しい人を導くのが先達の役目ですが、日常で宣伝して回ったりしているので、一応役目を果たしているということで．．．）

最初の札所はやはり１番札所青岸渡寺です。
昨年の台風で周辺が被害を受けたりしましたが、いまは問題なく行けるようです。

いつも十津川のR168から行っているので、今回はR169の上北山・下北山の方から行きました。

途中の、道の駅 杉の湯　川上

道の駅 吉野路上北山

道の駅 おくとろ

ここから山を抜けて熊野に出て、海岸沿いを那智まで進みました。
もうお昼に近いので、先にお昼にしました。
那智勝浦の駅前のまぐろ料理屋さん

まぐろ定食

サービスでまぐろの唐揚げをいただきました。

那智山に登る道の至る所に昨年の災害の後が見られました。

プライバシーの関係から被災した民家は撮らないでほしいとのことなので、撮影は控えます。
建物の基礎しか残っていないところが何箇所かありました。

今回は趣向を変えて、少し下の駐車場から大門坂という熊野古道を通って登ることにします。




関所跡の流し台など




茶店を過ぎると本格的な林の中の道になります。

夫婦杉
樹齢８００年だそうです。

他富貴王子跡
九十九王子の最後の王子だそうです。

両側に杉や楠の巨木が続きます。

十一文関跡
ここで通行税をとったそうです。

道路を横切るのかなと思ったら、終わりでした。
意外と短かった。

参道のすぐ横に出ました。

熊野那智大社

そして、青岸渡寺

納経を済ませました。
今回は、実際に写経したのを持参して納めています。

同じ道を下ります。

山道で汗をかいたので、那智駅前の道の駅 なち にある温泉に入りました。

帰りは新宮からR168
このへんも被害があります。

道の駅 瀞峡街道 熊野川は台風で壊滅して、いまは更地になっています。

駐車場だけそのままです。

仮設のお店が出ていました。

道の駅 奥熊野古道ほんぐう

平安神宮で菖蒲の花が見ごろというニューズを見たので行ってきました。
見頃というのは先週だったので、まだ大丈夫かなという心配もあったのですが、大丈夫だったようです。

平安神宮

神苑に入ります。

桜の季節は大混雑でしたが、今は比較的すいています。

なでしこ

池のところに出ると、一面に睡蓮と菖蒲が見えてきました。

東側に移動します。

以前から申し込んであった、仙洞御所の見学に行ってきました。

仙洞御所は京都御苑の敷地内にある、江戸時代に上皇の住まいとして建てられたものですが、何度も火災で消失して、今は庭しか残っていません。隣接して大宮御所があります。

６月なので天気は期待できず、降ったりやんだりでした。

時々雨が降るのであまり人がいません。

この中が仙洞御所です。

大宮御所前。ここが集合場所です。

皇宮警察の車両

１５分前に入れてくれました。

受付と待合所

時間になって見学が始まりました。見学者は30人くらいいて、観光協会の人が説明してくれるようです。

大宮御所
ここは、この北側に迎賓館ができるまでの迎賓館として使われていたところです。

何か発見

中央辺りに寄ってみると．．．

仙洞御所あとは、2つのつながった池を中心とした庭園になっています。



又進亭


この茶室は屋根に天窓が付いているのが特徴です。

八つ橋
お菓子の名前とは関係がないそうです。

橋の上は藤棚になっていて、5月にはきれいだそうです。

州浜
これだけ長い州浜はここだけだそうです。







醒花亭

ここの雨といは竹で作られています。

柿本社
柿本人麻呂が祀られています。

紅葉山

入口近くに戻って来ました。

これは、香木の伽羅の木だそうです。

大宮御所の住人はまだいました。
案内の人によると、住み着いているぽいです。

案内終了



ばらばらに帰って行きました。

雨模様なので、天気に左右されないツタンカーメン展に行ってきました。

会場は海遊館の隣です。

海遊館

１時間以上待ちとか聞いていたので覚悟していたのですが、30分待ちとのことでした。（実際は45分くらいでした）

中は撮影禁止なので、ここまで。

正倉院展ほどの混雑はなかったです。
これまで見てきた日本の歴史的遺物と比べて、色鮮やかなものが多かったです。
像の作りもよりリアルな形状でした。
３０００年以上前に作られたものでありながら古さを感じないのは、金や象牙など、変質しにくい材料を使っているからでしょうか。

ツタンカーメンの曾祖母チュウヤの黄金の棺とか、ツタンカーメンとともに埋葬された金の短剣とかがすごかったです。

RPGでダンジョンのなかの宝箱を開けまくったりしますが、これって、この手の墓の盗掘と同じ事なんですよね。ちょっと反省。

姫路城の天守閣修理を公開している間に一度見ておきたいので行ってきました。
快速で乗り換えなしで姫路です。
歩き始めたら、ちょっと雨が降り出しました。

天守を覆うように設備が作られています。

きょうのにゃんこ

入り口につきましたが、開場15分前でした。
待っている間に雨がやみました。

開場時間になって入場。





ここが見学施設入り口

一番に来たので、行列はありません。

エレベータで一気に8Fまで上がりました。

瓦などの展示があります。

修理現場の見学は、ガラス越しでした。正倉院みたいに間近でという訳にはいかないようです。

この、２つ開いた窓の左側の壁が、今回の修理で公にされた、窓の跡です。
窓枠とかは作られているようなのですが、実際には板で塞がれて一度も使われることがなかったそうです。強度対策らしいです。

こんな感じで見学

工事施設の模型

降りてきました。

通常時の入り口

本来の姿と、現在の姿の対比

西の丸
ここの屋根は修理済



石落し

化粧櫓

リの一渡櫓

お菊井戸
番町皿屋敷と似たような播州皿屋敷伝説があり、その舞台となった井戸です。

入り口まで戻ってきたら、５０分待ちになっていました。

さっきのにゃんこたち



木登り


コケをはがして食べてる？

すぐ横にある、好古園

市制１００周年を記念して、武家屋敷の遺構を元に作った庭園だそうです。

お昼はあなご料理のお店

播磨御膳
蒸し穴子と焼き穴子の両方が楽しめる重です。

姫路駅へ戻る途中の十二所神社
お菊井戸のお菊さんが祀られているそうです。

再び姫路からJRで帰りました。