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６５番－７９番
８０番－８８番
おまけ
高野山奥の院
補足情報

今年、はじめて四国お遍路に行ってきました。このへんの補足情報をここに記しておきます。

１．装備
フル装備できている人も結構いましたが、わたしは控えめにしていました。
山谷袋
経典（四国用の必要な経典がまとまっている物）
納経帳
納め札
数珠

白衣、金剛杖、笠は用意しませんでした。
車でも、白衣をきている人は結構多かったです。

２．お参りのスタイル
ちょっと簡易的にやりました。
本堂に納め札をおさめ、お賽銭をあげて読経。（読経も、般若心経、真言、高祖宝号、回向文に絞っています）
大師堂では、納め札とお賽銭を省略して読経をしました。
ろうそくと線香はお供えしていません。（最初、まぁいいやで省略してしまい、後からみんなが殆どやっているのに気が付きましたが、そのままにしました）
必ずお参りを済ませてから納経所へ行くことにしていました。このため、お参りをしている間に団体さんに先をこされ、納経を待たされたことが結構ありましたがこれは仕方ないことと諦めました。

３．車で廻る際のポイント
最近はナビの案内で廻ることが多いですが、近くまで来たら、案内看板を優先したほうが良さそうです。案内看板は、走りやすい道を考慮していたり、駐車場へのアプローチを考慮していたりします。
離合の難しい山道を走ることが多いですが、この際のポイントは、できるだけ遠くで対向車を見つけて、一番有利なところで待つことです。このためには、走りながら、カーブミラーに必ず眼をやることです。注視する必要はありません。チラッと見るだけで、動くものは認知できます。一方、対向車の多くは山道に慣れていないので、このへんを心得ておらず、ぎりぎりまでこちらを認識できず、気がついてもそのまま突っ込んできます。このためにも、できるだけ手前の有利なところに退避することが重要です。

以前から、四国を走っているとあちこちでお遍路さんを見かけましたが、今回の経験で、この人達がいまどこへ向かっているのかわかるようになりました。
歩き遍路の人を見かけると応援したくなりますね。

お遍路が終わった後、ついでの道の駅めぐりです。

道の駅 土佐和紙工芸村

ここは前夜に温泉に入ったときにスタンプが押せたので、早めに次に向かいました。

道の駅 ６３３美の里。むささびと読むそうです。

道の駅 木の香

資料で営業時間が１１時からとなっていたので心配しましたが、これは温泉施設の営業時間で、売店は９時からやっているようです。

とちゅう、棚田の看板がありました。

これかな？

酷道として有名なR439を走りますが、このへんは大丈夫らしいです。

道の駅 さめうら

四国の水瓶としてよくニュースに出てくる早明浦ダムです。

道の駅 大杉

このそばに、杉の巨木があるのが名前の由来らしいです。

神社もあります。

２本の杉が融合しています。

R32を北上して大歩危をかすめて東に入ると、祖谷です。

道の駅 にしいや

かずら橋そばの、駐車場を兼ねた物産店

かずら橋



手すりにつかまって動けない人と、平気ですたすた歩く人と両極端でした。





琵琶の滝

ここで、祖谷そばのお店に入りました。

道の駅 大歩危

このへんは、子泣きじじいのふるさとなんだそうです。

途中から、R319に入り、西へ。
ちょっと酷道でした。

道の駅 霧の森
ここも最近できたようです。

ここから徳島道に入り、井川池田ICでおります。
道の駅 三野

道の駅 たからだの里さいた
ここで、四国の道の駅制覇が完了しました。

帰る前に、うどんを食べることにします。
何回か行った釜揚げうどんの長田関連の新店です。
長田in香の香

帰りは、淡路島側は混むかもしれないので、瀬戸大橋から行くことにしました。
モニターを見ずに適当撮影です。

龍野西SA

せっかく渋滞回避を狙ったのに、三木から宝塚までずっと事故渋滞とのこと。
ナビに渋滞回避を任せたら、三木から神戸淡路道路で南下して、そこから阪神７号北神戸線に入って西宮山口まで行くという、すごい大回りをさせられました。
神戸淡路道路に入ったので１０００円追加の上、阪神の料金もかかりました。

あとは特に問題なく無事帰着しました。

GW中にお遍路が終わらなかったので、もう一度行って終わらせてきました。

明石大橋経由で渡ります。

室津PA

前回目の前で門が閉まった国分寺から再開です。
８０番札所 国分寺

連休じゃないので人はかなり少ないです。

つぎの札所は五色台という山の上にあります。

８１番札所 白峯寺

つぎは、山の反対側です。
８２番札所 根香寺


ここの本堂は、一旦横の通路に入って回り込みます。

途中、見覚えのあるうどんやさんがあったので入りました。
宮武うどん店

開店して間もない時間だったので、待たずにすみました。

８３番札所 一宮寺

きょうのにゃんこ

ピンボケだ

そのつぎは、観光地として有名な、屋島にあります。
有料道路を上ります。

きょうのにゃんこその２

８４番札所 屋島寺



なぜか、稲成神社にたぬき．．．
屋島の禿狸という、日本一変身のうまい狸だそうです。

ジャンボフェリーのようです。

次のお寺は、ケーブルカーで上ります。
八栗寺ケーブルカー乗り場

８５番札所 八栗寺

次の志度寺のすぐそばに、平賀源内のお墓のあるお寺がありました。

８６番札所 志度寺


境内のあちこちが工事中でした。

８７番札所 長尾寺

そして、最後の札所です。
８８番札所 大窪寺



ここで巡礼が終わった人は、金剛杖を納めるので、いっぱいおいてあります。


納経所の前にも金剛杖

順番が逆になりましたが、山門

ここでわたしも結願となりました。
西国では回り終わった段階で満願といいますが、四国では、回り終わると結願といい、高野山参りが終わると満願というそうです。

お寺に、もっと結願を盛り上げる演出がされているのかと思いましたが、それほどではありませんでした。

これでお遍路は終わりなのですが、四国道の駅スタンプラリーが残っているのでそのまま四国に残ります。

ちょっと南へ進んで、道の駅 どなり。
道の駅 どなり

徳島道で徳島市付近まで行って、ちょっと南下すると、道の駅 ひなの里かつうらです。
お遍路初日に来ていますが、営業時間外だったのでスタンプが押せていません。

道の駅 ひなの里かつうら

ここで夕食を買っておきました。
カンパチの酢じめってめずらしい。

再び徳島道に戻って、高知方面へ向かいます。

上坂SA

吉野川ハイウェイオアシス

スマートIC

ここは公園が併設されています。

美濃田の渕

バンガロー村も

高知道伊野ICで降りて、道の駅 土佐和紙工芸村でお風呂に入って、そこで車中泊しました。

６日目になります。この日で一旦帰ることになります。
どう考えても、この日で全部終わるのは無理です。最初からそのつもりでいたので問題ないのですが、予想以上のペースで進めた気がします。

道の駅 とよはまです。車がいっぱいです。

前日の雨は止んでいます。朝日はもやのなかですが、上方には雲がないようなのでいい天気になりそうです。

前日まで札所で何回か姿を見たなにわナンバーの男性が、同じ道の駅で泊まったようです。そろそろ行こうかと思って車の暖気を開始したところであちらは出発しました。行き先は同じようです。こちらの暖気も終わって出発しました。

今回も山道を登るルートです。


途中、ナビが示す方とは違う方向に案内看板がありました。そっちへ行ってみたところ、ナビの道の半分くらいの距離で着くことができました。

６５番札所 三角寺





本来の納経受付よりも３０分前に納経所が開いたので、早めに次に向かうことができました。
つぎへの道は、ついナビに従ってしまったのですが、一旦下界まで降りるようだったので、来た道をもどったほうが良かったです。ナビの道はやはり遠かった上、道幅も楽ではありませんでした。途中、わたしより先に出たはずのなにわナンバー氏とスレ違いました。あちらはナビに従ってきたようですね。

いったんR11に戻って少し進んだ後、再び山に向かいます。狭いところは自主的一方通行になっていました。
つぎの札所は再びロープウェイを使います。

雲辺寺山ロープウェイ山麓駅

始発が7:20に出ていて、つぎの7:40の便に乗れるようです。

視界がよければ、瀬戸内海の島々が見えるそうです。

山頂駅に到着して駅をでると、香川県と徳島県の県境があります。
ロープウェイ登り口は香川県ですが、寺の大部分は徳島県らしいです。でも、香川県から登るのが一般的なので、香川県の札所に分類されるようです。

６６番札所 雲辺寺

毘沙門天展望館

雲海ですが、うまく写っていませんね。


お参りを終えて、下りの便に乗ります。

ロープウェイ駅までの道は、こんな感じのみかん畑の中です。

６７番札所 大興寺

このつぎの札所は特殊で、６８番と６９番が同じ敷地に同居しています。

仁王門にも、６８番、６９番と書いてあります。

こちらが６８番神恵院の本堂と大師堂

振り向くと、６９番観音寺の本堂と大師堂があります。

６８番札所神恵院の本堂は、こんなコンクリート造りの中にあります。

納経所も共通で、２つまとめて御朱印をいただけます。

すぐそばに、道の駅 ことひきがあるので、スタンプを押してきました。
世界のコイン館というのが、道の駅になっています。
その由来は、このそばに寛永通宝の巨大な砂絵があることからきているようです。

７０番札所 本山寺


きょうのにゃんこ

お昼には讃岐うどんを食べたいですが、お店を狙うと時間のロスが大きいなーと思っていたら、見覚えのある店がありました。
早速入っちゃいました。

手打ちうどん 渡辺

てんぷらうどん

７１番弥谷寺のすぐ前に、道の駅がありました。
道の駅 ふれあいパークみの

７１番弥谷寺へは有料道路があります。ゲートは、駐車場みたいな感じでした。

階段がいっぱいで、ふうふう言っている人がいっぱいいました。


７１番札所 弥谷寺

大師堂は室内です。

弘法大師が幼い頃修行をしたと言われる岩屋

７２番札所 曼荼羅寺

７３番札所 出釈迦寺

ここの駐車場は、知っておいたほうが良いことがあります。
この写真の駐車場ですが、右側と左側が縁石で区切られており、右側は市営で無料ですが、左側は民営で有料です。民営側に停めると、集金に来ます。

７４番札所 甲山寺

７５番札所 善通寺
ここは一般の観光地になっており、人がいっぱいです。
弘法大師生誕の地です。

７６番札所 金倉寺


大黒天に金箔を貼るんだそうです。

７７番札所 道隆寺

なんか音楽があるなと思ったら、ライブをやっていました。

途中通った讃岐うどんの有名店にはすごい列が出来ていました。

７８番札所 郷照寺

本堂のひさしの天井が立派な細工になっていました。

ここで、フェリー会社に電話を入れました。帰りは明石大橋の渋滞を回避するために高松-神戸のフェリーを予約してあったのですが、遠くで終了することも考慮して、深夜0:55の便にしてありました。高松で終わることが確定しているので、もっと早くても十分行けます。このため、20:15の便に変更しました。変更は無理かなと思ったのですがあっさりと変更できました。

このへんに、スタンプを押していない道の駅があるので、そちらを優先することにしました。どうせ今回では終わらないし、残りの数ならあと１回の遠征で終われそうだからです。
まずは、道の駅 うたづ臨海公園へ。

ちょっと迷ったあげく着きましたが、駐車場が全然空いていません。１日公園で過ごすために駐車している車が多いためです。こんな所を道の駅にしては、本来の休憩機能が台無しになってしまうので認めるべきではないと思うのですけどね．．．
なんとか停めるところを見つけて歩いてスタンプを探します。施設がいろんなところに分散して見つけるのが大変です。なんとか見当をつけたところがあたりでした。


復元した塩田

ここにスタンプがあった

次は道の駅 瀬戸大橋記念公園

ここも駐車場の空きが少なかったです。

この施設が記念館

中には橋建設のいろんな解説がありました。



屋上には展望台がありました。

与島PA方面


橋の下側を電車が走ります。

お遍路に戻って７９番札所 天皇寺
と思ったら、神社です。ここは神社と一体化したままのようです。

次の札所国分寺に行きましたが、車を駐めるところを探すのに手間取り、門前に来たときには閉門となってしまいました。

中から出てくる人がいったん開けるためその隙をねらって入ってしまう人がいましたが、こんなせこい手を使って納経して御利益が期待できるんでしょうかね。

ということで、今回の遠征は７９までで終わりです。後は帰るだけです。

港付近で食事は期待できないので、途中で適当に食べておきました。

港に近づくと、こんな看板が．．．
普通、県境にはありますが、船での移動が一般的な、四国ならではですね。

ちょっと早めに着いたので、まだ車は少ないです。

時間をつぶしたら、結構増えてきました。

まもなく、船が入港してきました。

乗船となりました。雑魚寝のフロアに自分の領域を作って4時間ほど休むと、神戸に到着です。
煙突が端っこにあるのって、空母の艦橋みたいに見えますね。

神戸で降りた後は、R43-R171で帰りました。