今年、はじめて四国お遍路に行ってきました。このへんの補足情報をここに記しておきます。
1.装備
フル装備できている人も結構いましたが、わたしは控えめにしていました。
山谷袋
経典(四国用の必要な経典がまとまっている物)
納経帳
納め札
数珠
白衣、金剛杖、笠は用意しませんでした。
車でも、白衣をきている人は結構多かったです。
2.お参りのスタイル
ちょっと簡易的にやりました。
本堂に納め札をおさめ、お賽銭をあげて読経。(読経も、般若心経、真言、高祖宝号、回向文に絞っています)
大師堂では、納め札とお賽銭を省略して読経をしました。
ろうそくと線香はお供えしていません。(最初、まぁいいやで省略してしまい、後からみんなが殆どやっているのに気が付きましたが、そのままにしました)
必ずお参りを済ませてから納経所へ行くことにしていました。このため、お参りをしている間に団体さんに先をこされ、納経を待たされたことが結構ありましたがこれは仕方ないことと諦めました。
3.車で廻る際のポイント
最近はナビの案内で廻ることが多いですが、近くまで来たら、案内看板を優先したほうが良さそうです。案内看板は、走りやすい道を考慮していたり、駐車場へのアプローチを考慮していたりします。
離合の難しい山道を走ることが多いですが、この際のポイントは、できるだけ遠くで対向車を見つけて、一番有利なところで待つことです。このためには、走りながら、カーブミラーに必ず眼をやることです。注視する必要はありません。チラッと見るだけで、動くものは認知できます。一方、対向車の多くは山道に慣れていないので、このへんを心得ておらず、ぎりぎりまでこちらを認識できず、気がついてもそのまま突っ込んできます。このためにも、できるだけ手前の有利なところに退避することが重要です。
以前から、四国を走っているとあちこちでお遍路さんを見かけましたが、今回の経験で、この人達がいまどこへ向かっているのかわかるようになりました。
歩き遍路の人を見かけると応援したくなりますね。