西国三十三所 – ページ 4

2012/12/09 了徳寺大根焚き、西国18番、20番

12月になると、京都では大根焚きのニュースが流れてきます。
有名どころでは千本釈迦堂と鳴滝了徳寺です。それぞれ大根焚きのいわれは違うそうです。
千本釈迦堂が毎年12/7,8、了徳寺が毎年12/9,10ということで、ちょうどこの週末に当たるのですが、土曜日は有馬温泉に行ったので、了徳寺に行く事にしました。

了徳寺の大根焚きは、親鸞上人がこの地に来た時にごちそうした大根が喜ばれたことからくるそうです。

嵐電宇多野駅

少し歩いて了徳寺着

大根の山がありますね。

受付をします。
志納金がとても高いですが、縁起物ということで納めます。

お斎といわれる、報恩講に出される精進料理です。
薪で焚かれたかやくご飯と大根葉のおひたし
大根はかなり分厚く切ってあります。

NHKが取材に来ていました。

今度は鳴滝の駅へ向かいました。
ここは、鳴滝駅と宇多野駅の間で、桜のトンネルとして有名なところです。

鳴滝駅

これじゃなくて、反対向きの電車に乗りました。

大宮まで嵐電で戻って烏丸まで歩きました。
最近、京都の商店街合同でなんかやっているようですね。京都らしく萌えキャラ採用のようです。

西国18番六角堂
なんどかこの近くに来ていたんですが残っていました。

いったん家に帰って、車でもう一度出かけました。
近場の善峰寺へ。
紅葉が終わったので空いています。

20番善峰寺


観音堂
この日は第二日曜日で本尊開帳の日です。これをねらっていたんです。

堂々とした千手観音像でした。

ちょっと雪がちらついていました。

2012/12/02 西国30番-32番

西国巡礼３周めも終盤に近づいて来ました。
冬になったら行きづらい、竹生島に行ってくることにしました。前日に福井の実家に帰っていたので、そこからの出発でした。

長浜の遊覧船乗り場

伊吹山は雪をかぶっていますね。

第１便で出港

そして到着



３０番宝厳寺

唐門


観音堂

お参りを済ませて奥の竹生島神社へ

拝殿は修理中でした。

すっかり解体されていますね。

かわらけ投げはできるようになっていました。

本殿

戻ります。

本堂
こちらには三大弁財天に数えられる弁財天像があります。

納経も済ませました。

今津からの船が到着していました。

長浜・戦国大河ふるさと博というのをやっていて、竹生島会場として特別公開をやっていました。

ここはパネル展示がメインで、実物展示は過去に多くの信者が奉納した弁財天像のうち一番大きなものとあと１点だけでした。パネル展示は竹生島と源平・戦国の武将との関係の解説でした。

帰りの船が着きました。

長浜に到着

お昼を食べるために、長浜の街へ向かいました。

夏にも来た、茂美志やです。

このまえはビワマス目当てでしたが、ここはのっぺいうどんというのが名物らしいので、これを食べに来ました。
前回は同じ時間でも空いていたのですが、今回は２０人くらいの待ちがいました。ただし、大人数のグループが２階に案内されてこちらにもすぐ順番が回ってきました。

のっぺいうどんと、オプションでつけたビワマスすし


巨大なしいたけが入っていました。

商店街ではふるまい餅をやっていました。

ここでも長浜・戦国大河ふるさと博をやっていました。
ここがメイン会場なのかな．．．

最終日ということで入場無料でした。

歴代の大河ドラマの紹介や、主人公の紹介、使われた小道具の展示などでした。

ふたたび車で移動して、３１番長命寺

そして、３２番観音正寺



みいちゃんは留守でした。

変則的な周り方をしているので残りはあと４つです。

帰りに寄った近所のショッピングモールでは、もうクリスマスイルミネーションをやっていました。

2012/11/24 醍醐寺、大徳寺、北野天満宮

紅葉が本格的になってきたので、紅葉めぐりに行ってきました。
まずは、紅葉の時期のために残しておいた、１１番札所醍醐寺です。

金堂

観音堂
以前大講堂だったところです。
１０月から西国札所本尊が移動されて観音堂となりました。

弁天堂
ここが一番きれいですね。

地下鉄を乗り継いで、今度は北大路から歩きます。
大徳寺


ここの塔頭でまだ拝観していないところがあったなと思って来たのですが、秋の特別拝観でさらにいろいろと拝観できるところがあるようです。

まずは前回回れなかった龍源院


ここは撮影可能でした。

狐窟

僧の姿で人々を救って回った古狐の伝説にちなんでいるようです。

秀吉と家康が対局した碁盤だそうです。

本坊も拝観できました。

めったに見られないようです。撮影不可。
庫裏（台所を兼ねた僧の居住区）や方丈の庭、聚楽第から移築されて日光東照宮の手本となったともいわれる唐門などを見ることができました。

次は芳春院
前田利家の妻まつ（芳春院）が建てた寺です。

ここは入口の通路のもみじがきれいです。

内部は撮影不可

総見院
秀吉が信長を弔うために建てた寺です。

信長の木像が祀られており、裏には墓がありました。
織田一族の墓

中央が信長

裏には茶室が３つありました。
大徳寺は表千家、裏千家などとのつながりが強く、茶室がいっぱいあり、よく使われているそうです。

高桐院

過去にJR東海の紅葉ポスターになったところです。

お昼になったので、門前のカフェによりました。

ランチ

戻ってきて、黄梅院



中は撮影禁止でしたが、千利休の作と言われる中庭の景色が見事でした。

特別拝観しているところを見終わったので、次に向かいます。

南西へ歩きます。
このへんは西陣にあたるので、所々で機織り機の音がしました。
実家のそばにもあったので、懐かしい音でした。

京都の路地の家の屋根にはこんな鐘馗さまの像が乗っていることがあります。
厄除け、魔除けなどの効果があるそうです。

300mくらい歩く間に5体発見しました。

こんなことをやっているうちに、北野天満宮に到着
梅の名所ですが、梅園の裏の土居にもみじ園があり、紅葉名所にもなっているようです。

いちょうも見事ですね。

ここからもみじ園

もみじ園の入園料にはお菓子もついています。

梅の時と違うお菓子ですね。
どら焼きのように見えますが、もっともちもちしていました。

梅園は立ち入り禁止でした。

横から入ってきましたが、表から出ます。

堀川通を歩いて西院から電車に乗りました。

2012/11/18 西国２１番、２３番、２４番

休日と１８日が重なるということで、西国めぐりに行ってきました。
１８日は観音様の縁日ということで本尊開帳が行われるところが多いので、このタイミングを狙っていました。

まずは２３番勝尾寺


紅葉が見頃です。

勝尾寺は勝ちだるまのお寺です。

Wikipediaの一覧表では毎月18日に本尊開帳が行われると書いてありますが、実際にはやっていませんでした。2008年頃の結縁開帳の頃の情報が残っているだけなのかもしれません。公式サイトには特に開帳時期について書かれていませんね。

メジロ？

そのままR171-中環-R176で宝塚方面へ向かって２４番中山寺へ
ちょうど七五三の時期で、駐車場の入場待ちとなっていました。民間の有料駐車場しかないので近いところにとめたのですがかなり高かったです。駅の表の方に安いコイン駐車場を見つけたので、次回からは七五三の時期を外してここを狙っていく事にしましょう。

こちらは本尊開帳が行われていました。
特にそういう表示はなく、こっそり開帳されていた感じでした。